中高生の矯正治療の流れ | 矯正歯科コラム

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歯科コラム

中高生の矯正治療の流れ

中高生は小児と成人のちょうど中間にあたり、自分の容姿や周囲の視線が特に気になる時期です。そんな中高生の時期だからこそできる矯正治療があることをご存じでしょうか。今回は、中高生の矯正治療の流れや治療方法について解説します。

中高生の矯正治療は効果が出やすい

中高生の矯正治療は、基本的に成人の矯正治療と同じ流れになります。しかし、顎の骨がまだ柔らかい時期にあり治療効果が得やすいこと、それに加えて永久歯が生え揃っているため明確な治療方針が立てやすいことが大きな特徴です。まずは初診カウンセリングを受けて、口腔や骨格に関する悩みを相談するところから始めましょう。初診相談の後は、レントゲンやCT検査、口腔内の写真撮影など精密検査を行なったうえでそれぞれに合った治療計画の策定が行なわれます。

矯正治療は本人が協力的であるかどうかも大きなポイントとなります。中高生の場合、小児期の矯正治療とは異なり、自分の意思や目的意識を持って相談に来られる方が多いため、治療の効果が出やすいと言われています。

短期間の治療で自分に自信が持てる

精密検査に基づき作成された矯正装置ができあがったら治療開始となります。中高生の矯正治療は成人の矯正治療と同様の内容で行なわれるため費用面に差はありませんが、先にご紹介した理由から中高生は成人に比べて短期間で治療が完了することも多く、その分の費用は抑えられます。

具体的な治療期間としては平均2年程度、その後歯の位置を安定させるために1〜2年の保定期間を過ごします。治療期間中は1ヶ月に1回程度、保定期間中は3ヶ月に1回程度の割合で受診すると考えておきましょう。

中学や高校時代の3〜4年間と聞くと、矯正治療に費やす期間を長いと感じるかもしれません。しかし、中高生の時期に治療するからこそ短期間で済む、治療に協力的になれるなどのメリットがあり、噛み合わせがよくなることで咀嚼の偏りや口呼吸などの悪習慣が改善される、歯並びが改善されることで自分に自信が持てるなど、さまざまな効果が期待できます。 噛み合わせや見た目など、お口周りのことで少しでも気になっていることがあれば、気軽に歯科医に相談してみましょう。

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