大人の矯正治療は時間がかかる? | 矯正歯科コラム

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大人の矯正治療は時間がかかる?

大人になってからでも矯正治療を行なうことはもちろん可能です。おおよそ1年から3年ほどの治療期間で行なうことができます。大人の矯正治療は時間がかかるイメージですが、子供が行なう矯正治療の期間とあまり大差はありません。しかし、子供と異なり歯が完全に成長した段階で矯正治療を行なうため、矯正で歯を動かすスペースがなく、永久歯を抜歯する必要性も出てきます。

それに加え、大人になると親知らずが生えていることもあり、より矯正できるスペースがなくなっている可能性も高く、矯正治療前に抜歯を行なう必要性が高くなります。歯を1本抜いた後は1週間ほど間を開ける必要があり、親知らずが4本すべて生えている場合は、抜歯だけで1ヶ月かかることも少なくありません。親知らずだけでなく、矯正できるスペースを作るために小臼歯を抜く作業も必要となった場合はさらに抜歯にかかる期間も増えてしまいます。ただ、すべての抜歯が完了した後もすぐに矯正器具を付けられるわけではありません。抜歯を行なった箇所の傷が回復していない状態で矯正を行なうと痛みが伴うため、抜歯した後は3日以上空ける必要があります。また、大人になると仕事などに支障があると考え、スタンダードな矯正器具であるマルチブラケットに抵抗を示す方も少なくありません。

しかし、マルチブラケットによる矯正歯科治療は歴史もあり、難症例を含むほとんどの不正咬合に対応できる治療法です。また、マウスピース矯正などの他の矯正法より歯を動かしやすいため、治療期間を短くすることができます。当院では、このマルチブラケットの矯正治療を行なっており、さらに審美性に配慮し、セラミック製の白いマルチブラケットも採用しています。セラミックは歯の色に近いため、矯正器具を装着しているのも目立ちにくいのが特徴です。食べ物や飲み物による変色も少なく、汚れも目立ちません。また、マルチブラケットの矯正治療法は対応できる歯科医院が多いこともメリットです。仕事上転勤などで引っ越しすることもあると思います。そのような場合にも対応できる歯科医院が多いことは転院先を見つける際に助かります。

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