歯並びと歯ぎしりの関係について | 矯正歯科コラム

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歯科コラム

歯並びと歯ぎしりの関係について

歯並びと歯ぎしり、一見関連しないように思えるこの2つが、実は深い関係性があるのをご存知でしょうか。歯並びが整っていないと、歯ぎしりが起こりやすくなるだけでなく、歯ぎしり自体が歯並びを悪くするといったように悪循環に陥るのです。

本コラムで、歯の健康におけるこの2つの要素の意外な関係性と、それぞれの対策について解説します。歯並びが気になっている方はぜひ参考にしてください。

歯並びと歯ぎしりにはどのような関係があるのか

歯並びが悪いと、上下の歯の噛み合わせに問題が生じる場合があります。この状態は「不正咬合(ふせいこうごう)」と呼ばれ、歯ぎしりをしてしまう要因の一つとされています。なぜなら、不正咬合があると上下の歯が正確に合わないため、顎関節に異常な負荷が生じ、歯ぎしりを引き起こすリスクが上昇するからです。歯ぎしりは多くの場合、ストレスや食習慣によって発生しますが、歯並びの悪さが加わることで症状が悪化する場合があります。

また、歯ぎしりが原因で歯並びが悪くなるケースもあります。過度な歯ぎしりは歯を摩耗させ、場合によっては歯が削れたり、あるいは動いたりして、噛み合わせが変わってしまうのです。このように、歯並びが悪い方が歯ぎしりをしている場合は、更に歯並びが悪くなる可能性もあります。

歯並びと歯ぎしりを改善するには

歯並びや噛み合わせが悪い場合、矯正歯科による治療が有効です。特に歯並びが原因で歯ぎしりが起こっている場合は、歯列矯正で歯の位置を整えることで、歯ぎしりの頻度や強さを軽減できる可能性があります。歯ぎしりの具体的な対処法としては、歯科医院で作成できるマウスピース、いわゆるナイトガードの使用により歯と顎にかかる負担が軽減されます。また、歯ぎしりを少なくするには、ストレスを和らげることが大切です。音楽を聴いたり、お風呂に入ったり、散歩をしたりと、自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。

リラクゼーションに加え、生活習慣の改善も欠かせません。アルコールや喫煙、不規則な生活リズムは歯ぎしりの原因になりうるので、注意が必要です。さらに、無意識に歯を噛んでいる癖があれば、それも改めましょう。いずれにしても、歯並びや歯ぎしりが気になる方は、早めに歯科医院に相談することが大切です。

Q1: 歯並びが悪いと口臭や虫歯が起こりやすくなるのはなぜですか?
A1: 歯並びが悪いと、歯と歯の歯磨きがしづらくなるためです。この結果、着色汚れや歯石が残りやすく、それが虫歯や歯周病、口臭の原因となります。
Q2: 噛み合わせが悪いと、体にどのような影響が出る可能性がありますか?
A2: 顎関節症のような顎の問題だけでなく、全身にも影響を及ぼす可能性があります。具体的には、首の痛みや肩こり、腰痛などが起こる場合もあるため、それらの複合的な悩みをお持ちの方は、歯科医院への相談をおすすめします。
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