応用が利くのがマルチブラケット矯正装置 | 矯正歯科コラム

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応用が利くのがマルチブラケット矯正装置

歯列の矯正方法として一般的なものがマルチブラケットによる治療です。ワイヤー矯正とも呼ばれるこの方法は、さまざまな症例に対応できます。矯正歯科への通院をしようと考え始めた方が最初に検討される治療方法ではないでしょうか。ここでは、マルチブラケット矯正装置とはどのようなものなのかをご説明します。

ブラケットとは金属の小さなボタンのような形状で、歯の表面の中央部あたりに直接つけるものです。このブラケット同士にワイヤーを通して歯を引っ張り、理想とする正しい位置へ歯を移動させます。歯に力がかけやすいので、装着したばかりの時には痛みを感じるかもしれません。装着してから3日ほどは痛みが出てきますが、1週間ほどで痛みを感じなくなるでしょう。

マルチブラケット矯正装置の最大の特徴は、歯を正しい位置に動かすために3次元的な移動ができる点です。矯正にはさまざまな方法がありますが、3次元的な移動ができるのはマルチブラケット矯正装置だけです。こうした特徴からさまざまな症例への対処ができ、歯列のお悩みのほとんどに対応可能で、外科手術が必要な骨格異常による顎変形症にも対応できます。100年以上の歴史があり、治療を進めていく中で起こりうるトラブルやその対処方法についても周知されているので安心です。また、1ヶ月に1回の矯正歯科への通院で、矯正装置やお口の状態を確認し、ワイヤーを交換します。定期的な通院で、万が一のトラブルを早期発見し、適切に対処することが可能です。

マルチブラケット矯正装置は、器具が目立つことを懸念される方もいらっしゃいます。従来は金属のブラケットやワイヤーが一般的だったからです。しかし、今では透明な素材のクリアブラケットやホワイトワイヤーなどの選択肢があり、歯の裏側に矯正装置を取り付ける治療方法も選択可能です。お口の状態や予算などを考えながら目立たない矯正装置を選ぶこともできるので、歯科医師に相談してみましょう。

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