矯正治療のカウンセリングで聞かれること
歯並びなどにお悩みがあり矯正治療が気になっているけど、なかなか一歩を踏み出せないという方もいらっしゃるでしょう。そもそも治療したほうがよいのか、矯正歯科で自分の状況や希望をどこまで話したらいいのかと、不安に思っているかもしれません。そこで今回は、矯正歯科のカウンセリングでは一般的な質問内容と、何を話すのかをご説明いたします。緊張せずに歯科医に相談するための参考にしてみてください。
矯正歯科では、治療を検討されている場合に初診でカウンセリングをします。そこで、内容や希望に沿って治療方針を決めていきます。初診の前には問診票に記入をしますので、どんなことを伝えればよいのかわからなくても大丈夫です。
問診票に自分自身でわかる範囲で現状、いつから気になっているのかなどを記入します。治療方針を決めていくためにも、歯の状態だけでなく体全体の状態や生活習慣、既往歴なども聞かれます。心配な点や疑問点などがあったら、カウンセリングでしっかり確認しておきましょう。
話したいことがあったのに、聞き忘れてしまったということがないように事前にメモなどを作っておくのもおすすめです。カウンセリングルームは、他の患者さんなどに見られることなく話を聞かれない空間ですので、安心してリラックスしながら話ができます。少しでも不安が残ったまま治療を進めていくのはよくないので、質問や希望などがあれば遠慮なく伝えましょう。
そして、カウンセリングを踏まえて簡易的な検査を行なう場合もあります。口腔内や歯列、骨の状態などを簡単にチェックします。その結果、矯正治療を進めることになったら精密検査を受けますが、治療方針の目安を患者さんに伝えるためにも簡易的な検査をするのです。それを踏まえて、治療費用の目安も聞けます。カウンセリングでは難しい質問はなく、ありのままの気持ちや不具合、生活習慣などを伝えればよいことはおわかりいただけたでしょうか。問診票もありますし、カウンセリングをしたら絶対に矯正治療をしなければいけないというわけでもありませんので、お気軽にご相談ください。