矯正期間中の食事に関して|堺市の矯正歯科「西村歯科」 矯正歯科コラム

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矯正歯科コラム

矯正期間中の食事に関して

矯正治療一般

矯正中は矯正器具を付けたまま食事をするのが一般的です。痛みや違和感がある矯正期間中、なにを食べればよいか迷う人も多いはず。
今回の記事では、矯正中におすすめの食べ物や注意が必要な食べ物について解説します。

歯科矯正中におすすめの食べ物

下記、ジャンル別におすすめの食べ物を紹介します。

柔らかいもの

矯正開始直後から1週間ほどは、歯が動くことで強い痛みが起こる場合があります。痛みで食べ物をうまく噛めないときは、できるだけ柔らかいものがおすすめです。おかゆやスープ、スムージーなどの口に負担がかからない食事がよいでしょう。矯正後の痛みは数日から1週間ほどで治まることが多いです。

ビタミンB2やビタミンB6が含まれるもの

矯正中は器具が口の中の粘膜を傷付け、口内炎ができやすい状態です。粘膜を保護するビタミンB2とビタミンB6を摂取することで、口内炎の予防や回復の効果が期待できます。ビタミンB2が多く含まれる食材は、乳製品や卵、納豆などです。また、ビタミンB6が豊富な食材はレバーやバナナなどがあります。

歯科矯正中に注意が必要な食べ物

続いて注意が必要な食べ物を紹介します。

硬いもの・歯にくっつくもの

硬いものや粘着性の強いものを食べると、矯正器具が外れたり変形したりする可能性があります。せんべいや硬い野菜、キャラメルなど、歯に負担がかかる食べ物は控えた方がよいでしょう。硬い野菜は柔らかく煮込むなど、調理方法を工夫するのも一つの方法です。

挟まりやすいもの

矯正器具の部品や歯との隙間には食材が挟まりやすい傾向にあります。細い麺類や筋が硬い肉、ネギやえのきなど、繊維質の多い野菜を食べる際は注意しましょう。食べる場合は調理時に小さく切っておき、もし挟まったら早めに取り除きましょう。

刺激が強いもの

先述したように、矯正中は口内炎ができやすい状態です。粘膜を刺激して口内炎を悪化させるような食事は避けるのが無難です。香辛料が入っているカレーや熱々のスープ、パイナップルなどの酸味が強い果物はあまり食べないことをおすすめします。

色がつきやすいもの

ワインやコーヒー、カレーなど着色しやすいものを口にすると、矯正器具のパーツが変色してしまうことがあります。パーツは交換できますが、見た目が気になる人はなるべく口にしないほうがよいでしょう。

矯正中でも食事を楽しもう

矯正中の食事についてご紹介しました。食べてよいものと注意するべきものをしっかりと理解し、矯正の痛みや違和感と上手に付き合いながら食事を楽しんでください。また、矯正中の食事について不明な点がある際には、歯医者に相談するようにしましょう。

記事監修 医療法人祐愛会「西村歯科」 西村 有祐

記事監修 医療法人祐愛会「西村歯科」 西村 有祐

略歴

  • 日本歯科大学新潟歯学部 卒業

所属学会・資格

  • 日本口腔インプラント学会JSOI専修医
  • 日本訪問歯科協会認定医
  • 日本歯周病学会 会員
  • 日本障害者歯科学会 会員
  • 日本訪問歯科協会 会員
  • 日本歯科保存学会 会員

著書

  • 『よみがえる青春のかみごこち』 国際臨床出版社
  • 『訪問歯科診療におけるメディカルインタビューの進め方』 日本訪問歯科協会
  • 『訪問歯科診療 アドバンスプログラム』DVD内著書 日本訪問歯科協会
  • 『補綴とデンチャーへのリマインダー』DVD教材収録 日本訪問歯科協会

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